入門用に、送信機や受信機のキット組み立て時に確認用として、完動品の送信機が必要と考え、
PIC16F629を使った2チャンネル赤外線送信機を試作してみました。今回の工作の目的は、多少技術の必要なジョイスティックポッドの分解をせずに、スロットルコントロールを容易にするです。考え方としては、2CH分あるジョイスティックのラダーのみを使い、スロットルの可変抵抗は半固定や、つまみつきのボリュームまたはスライド抵抗を使う手もありますが、目的の抵抗値の変化幅を得るには、けっこうなストローク(10KVRで120度くらい)が必要です。そこでジョイスティックのスロットルに対応する可変抵抗のみを、切りはずし、独立して動くようにしたところ、大変具合がよく、部品も無駄にならない送信機が出来上がりました。スロットル部分に使用したパーツは5ミリの○プラ棒、5ミリの穴を開けた10mm角の樹脂端材、3ミリのエンビパイプだけです。ちなみに、5ミリ丸棒の先端にはジョイスティックから可変抵抗をはずした時にでてくる、可変抵抗を動かすための金属パーツを流用しました。一見めんどくさそうですが、やってみると意外に簡単です。どうしてもめんどくさい場合は、つまみつきの10Kボリュームだと270度近く回さないと0から10kの変化は得られませんので、(ジョイスティックのVRは60度で10K変化する特殊型なので)たとえば指定抵抗値10Kを20kなどにあげることにより、0から10kが半分の130度くらいで済むので、スロットル操作のスティックの操作量をジョイスティックのVRに近づけていくことができます。40KのVRであればほぼ同じ角度で0から10k変化するのではと思います(未確認)。ちなみに半固定や軸付きVRを使った際は操作の軽やかさはジョイスティックの動きの軽さはありません。いやーひさびさに送信機作ったなー
