
親戚の子がウーパールーパーを飼うのを手伝った影響で、水槽いじりの熱が再燃し放置水槽を10年ぶりくらいに最セッティングしました。そうそうウーパーちゃんの水槽の濾過には私の水槽で育てた濾過スポンジが使われています。スポンジを育てるとは?スポンジの表面に糞や尿を分解する菌を繁殖させることです。この分解する菌がまともに働いていない環境だと水槽内の魚など3週間程度で自分の糞と尿から生じる毒素で
死にます。
この水槽は10数年水を足すだけで運用してきた(人それを放置プレイとも言う)水槽を10年ぶりに底砂をザッと洗って再セッテングし直したものです。以前は山椒藻やアナカリスなどの水草除去で余分な硝酸塩(糞や尿が生物分解してできるあまりすぎる肥料的なもの)を植物に変換して取り除いていたのですが。蛍光灯すら変えるのが嫌になり廃止してしまったので明るい光を好む山椒藻はやがて居なくなりました。で窓辺の光のみで10数年間生き残った植物はミクロソリウムなのですが、これらもよく増えるのでたまにごっそり捨てて水槽内の栄養分を管理していました。これでも水草水槽に超凝っていた時代にはクリプト系とか大繁殖しまくってクリプトジャングル化していた時期もあったのですが放置5年目ほどでクリプト消えましたね(遠い目)とにかく手抜きで安価に楽しむ極力水替えや掃除を行わなくて済む水槽管理が私の水槽いじりの永遠のテーマです(えっへん)
そういえばCO2添加とかADAグッズとかにもはまったなあ(更に遠い目)なんだかんだで残ったのはこの水槽だけ

最セッティングついでに、ちょうど庭の水盤にいつのまにかウィローモスのような水生の苔が勝手に自生していたので、コレ幸いと流木の隙間に押し込めておきます。さらに今回はアクアポニックスなる水耕栽培にも興味が湧いたので、
3Dプリンタで水槽の縁に掛けるポッドを作ってバーセノシッサス シュガーパイン、ミニヤシをセットしました。ウォーターコインも水盤から底面濾過の吹き出し口に乗せました。ウォーターコインは繁殖力がとても強いので置くだけで一週間ほどで根が増えて噴き出し口に絡んで固定されます。
下画像でいうと左から順にウォーターコイン ミニやし シュガーパインになります。

ガラス面の苔は気にしない人になって楽になりましたたまに気が向いた時カミソリで苔を落とします。落とすとキレイなガラスに貝がビッシリ群がるんスよね。目に見えないレベルの生えたての苔がうまいのかもしれんすね。
さらに夢を膨らませるべく、ミニトマトの種も置いてみました。
このミニトマトの種は種がボール状のなにかに可愛く包まれているのでセッテイングが楽です。ボール状の何かに有害なものが混入していないかと心配していましたが、いまのところ大丈夫そうです。
と
なんか興が乗ってきたので、寝室にも新しい水槽をセットしちゃいました。
こちらはアベニーパファーという全長2センチほどのミニフグ専用水槽です、こちらも3Dプリンタを使ってアクアポニックス化します。
ウイローモスの壁を作るためのネット、プリンタで印刷した格子に苔を絡めておいて放置します、程よく苔が絡むので糸で苔を縛って固定する必要がありません。
まあ3月もすれば格子は見えなくると思う(希望)

セッテイングして何日かするとウォーターコインの鉢から根が出てきています。すごい繁殖力です!
あとなにげにアベニーパファー(フグ)5匹とミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビを混泳させていますが、エビ達は食べられること無く共存しています。
以前飼っていた、ミドリフグなんかはクリルっていう乾燥エビの餌が大好きだったんですけど(笑)アベニーパファーは小さいので同サイズ以上のエビとの混泳大丈夫みたいです。まあごちゃってるレイアウトなのもいいのかもしれません。(エビの脱皮時に襲われにくい)

まあとにかく私の環境の場合フグとエビの混泳は問題ないようです。
シュガーパインは水耕栽培できるか心配でしたが今のところ元気です。(画像で言うと右側のいちごの葉のような植物)ちなみに私は水槽の立ち上げには安定した古い水槽の砂と汚泥と水を使いポンプを回して水が落ち着き次第、少量ですが生き物を投入して濾過の循環を正立させてしまいます。そのさい濾過はエアポンプでの底砂厚めのエアリフト底面濾過のみです、他の濾過のやり方も様々な機器を買い込んで長期運用しましたが、なんだかんだで底面濾過が一番自分に向いているようです。
夜寝るとき、朝起きた時に水草とフグとエビの様子が布団にくるまりながら目に映るのが毎日のとってもお気に入りです。特にフグは水中でホバリングするので、見ていて飽きません。
次回飛行は4月の23日です~ よろしくー