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ニャノトレーナー 旧研究所より 発掘

旧研究所跡地より、発掘してきました。
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RC Indoor e-Slow FlyのNano Trainerの飛びっぷりを飛行会で見て、すっかり魅了され、小型機でエルロン仕様を作ってみたくなりました。そこでとりあえずやってみんべと、0.025mm線210Ω3×3mmネオジウム磁石を使った、アクチュエータを作って、5cm×24㎝の翼に組み込んでみました。動かしてみた感じは、パタパタせず、サーボに近い感覚で動くので、少し期待できそうですが、スチロールが柔らかいので、ほんとに飛ばすと剛性不足かも。重さを出来るだけ軽くして、のんびり飛ばすようにしないとだめかもしれません。重さは翼にアクチュエータを組み込んだ状態で0.9グラム。開発機体名はNyano Trainya ニャノトレイニャーで行きたいと思います。
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ニャノトレイニャーの胴体と尾翼を作りました。今回は強度優先ですべて3mm厚のスチロールを使いました。水平尾翼とエレベータ用アクチュエータで0.5g、胴体がモータマウントも入れて0.5g、ギヤダウンユニットとモーターで1.6gになりました。現段階で電池抜きで総重量3.5gです。プロペラと電池の組みあわせで、どのような飛びになるか楽しみです。
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ニャノトレイナー、一応出来ました。カーボンロッドの補強を主翼につけました。テスト1のプロペラの選択はGWSEP2510と30リポの組みあわせで、総重量5.6グラムでテストしました。一応静止推力は3.2gを確認していたのですが、いろいろいじっても暖降下してゆき、この組み合わせは没。そこでテスト2の組み合わせ5×3のプロペラに換えて、リポは80リポ搭載で総重量7.7g、飛ばしてみました。メチャメチャ引きます。手でぶら下げておいて、離すと竹とんぼ状態で真上に上がっていきます。ですが最大の問題が、エルロンがまったく効きません、動翼の剛性不足とリンケージの甘さ、アクチュエーターのトルク不足、それに胴体自体の剛性も足らず、力負けしてます。飛んでいるときの風圧に負けて、目いっぱい舵を当てていても、ハーフスロットルできれいに直進上昇していきます。全開にすると垂直上昇、エレベーター側はまあまあ効いています。ペラをもう少し小さいのして、マグネットの径を3ミリから5ミリくらいに上げたり、あれやこれやと・・・嗚呼!結局どんどん重くなって、高速化していく予感がひしひしと。形はレーサーでも軽くして,のんびり系の飛びをねらっているのですが、難しいニャー、どうしよっかニャーニャノトレイナーのエルロンを見直しました、アクチュエータコイルを幅広タイプ0.04ミリ線100Ωマグネット3×5ミリを使い、エルロンリンケージも出来るだけ直線にして、遊びをなくしエルロンホーンも長くしエルロンは1mmバルサ。その甲斐あってかエルロンが風圧で負けるようなことがなくなり増したが、新たな問題があーー
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飛ばしてみると、水平直線飛行姿勢からエルロンで傾けた直後に頭上げを起こし失速墜落するようになってしまいました(腕が悪いせいもあるのだろうけどリカバリーできない)。重心位置かなとも思い、かなり前目(前縁から20パーセントくらい)まで試しましたが、やはり傾けて旋回に入りだすとに頭上げを起こします。かといって、ダウンを打つ心構えでのぞむと、あっという間にきりもみ墜落(腕のせいもかなりあるなこれは)、うーん主翼に水平尾翼近すぎなのがいかんのかな??エレベータの動作がが良くないのか?やはりコンピュター支援のプロポに赤外線コントロールユニットつなげたものを製作したほうが早道か??などどしつこくいじって飛ばしているうちに、ドライブシャフトの接着が取れてしまったので(ここまで墜落数知れず)、今日はこれまで。ぽんこつ号アイちゃんのミニ版を作ったほうが楽かもー

当時のコメントも再掲載
面白い形のアクチュエーターだにゃー。
大きな径で細い幅・・・。マグネットは大きそうだけれど、コイルとの間隔がずいぶんとある・・・。
一見したところでは効率が悪そうな感じですが、永野さんはマグネットをコイルの外に置いたアクチュエーターでGeeBeeを成功させています。
アクチュエーターの形状のバリエーションが増えるのはとても喜ばしいので、飛行テスト結果に期待してます。

Posted by 仕事をはじめたくないmoto at 2005年05月17日 10:19

僕もmotoさんと同様な意見です。今まではできるだけ
マグネットとコイルの隙間を減らすことに集中してました。永野さんのGeeBeeのアクチェーターにはビックリしました。今テスト中の零が成功したらエルロンで
T-3に挑戦したいです。エルロンの重量がわかればおせーてください。おっと、にゃー語を使うのを忘れてた。
Posted by 野末 at 2005年05月17日 11:09

コメントありがとうございます。アクチュエータの件、今日のブログのネタ埋めに使いましたので、ご覧下さい。
Posted by としちゃん at 2005年05月17ず、ずるい
私のnano-Trainerより、ずっと格好よくしてニャノトレイニャーのネーミングとは・・・!
猫に負けるとは思わにゃかった・・・・。

必要な部品は悪徳moto商会にてご調達ください・・・。ボッてやろ!

Posted by moto at 2005年05月18日 22:57

大変良心的格安価格というより、資金回転大丈夫かなと思うくらいの低価格設定の優良moto商会なので、早速、プロペラなど諸々注文させてもらいました。後追いで楽な分、デザインくらいは凝ろうと思い、猫なのにブルドックのデザインを少しパクリました。
Posted by としちゃん at 2005年05月19日 08:17日 12:54
悩ましいですね
主翼のステーのカーボンロッドは何ミリですか?
薄いカーボンシートを2㎜ぐらいに裂いて主翼の上又は下から垂直に埋め込んでやると軽くて剛性が出ますので私はこのやり方を好んでやってます。
ロッドよりは軽く出来るんじゃないかな
Posted by DENY at 2005年05月20日 01:53

ホント悩ましいですー、カーボンロッドは0.75mmを20cm0.14グラム位を使っています、これから荷造りテープを貼ったり、動翼を1mmバルサにしようかなと思ってます、短冊状のシート垂直埋め込みよさそう、ためになります。機体作り自体は切り出しさえ出来ていれば、簡単なので、この機体はいろんな改造して試して、また作り直そうと思っています。製作予定のSU-31小型版へのたたき台になればいいなー。DENYさんのユニオンのスホーイ改造レポート楽しみにしています。
Posted by としちゃん at 2005年05月20日 08:10

総重量6g弱の機体に静止推力3g強で浮かないってことは、そのスピードでは揚力が少ないってことですね。
パワーを増やせばスピードが上がり結果揚力も増して
飛ぶんですね。しかしのんびりゆっくり派にはそれもしたくない。よーくわかります、その気持ち。じゃどうします?パワーユニットはそのままで、総重量のダイエット。おまけに翼面積を多くして、(アスペクト比の検討)といろいろいじるとこはありますね。くじけずファイト!にゃー。
Posted by 野末 at 2005年05月20日 11:42

そーなんです野末さん、翼面加重が大きいと当然速度が必要、でもGWS2510では静止推力では3グラム台出せても、実際飛んでいるときの推力は3グラムは出ていないではないかと思われます。バルサプロペラでテストすればよいのですが、折れるとぐったりするので、樹脂系のプロペラでやってます。4ミリ径モーターと30リポで3グラム台を出せれば、良いのですが、今のところ良い組み合わせと見つけていません。あまり大きなプロペラは使いたくないし。ユニオンのU-80をいろいろいじってみようと思っています。
Posted by としちゃん at 2005年05月20日 12:39

たしかにテストではバルサヘラは使えませんね。しこしこやったのが一瞬でパーでは泣けてきます。僕はそんなときは(テスト等)たまーにグラスペラを使ってます。
U-80を型にしてマイクログラスを樹脂で固めます。
積層枚数を調整すればダメージがあっても折れません。
おまけにプラペラよりずっと軽量です。型はU-80に離型材を塗っておいて直接グラスを貼って樹脂を塗ってです。余分な樹脂はヘラ等で搾り出します。けっこう簡単ですよ。
Posted by 野末 at 2005年05月20日 16:50

ペラをそのまま型にするのは、楽そうでいいですね。たしかにU-80はそのままだと0.6グラムあるので、バルサペラの6倍近く重いです。積層数にもよるでしょうが、グラスだと、どのくらいの重さになりますか?
Posted by としちゃん at 2005年05月20日 20:05

うーん、測定してないですが、U-80の半分以下と思いますよ。これを書いてから探しましたが、ペラが見当たりません。孫に触られないように対面キッチンのカウンターの下に専用棚を作ってパーツの整理したのですが
どうやら捨てられたようです。女共には僕のお宝はゴミに見えるようです。
Posted by 野末 at 2005年05月20日 22:48

捨てられてしまったのですか!わたしは室内で飛行テスト中20mAリポをちょっと床の上においておいたら、掃除機が迫ってきて、あやうくごみパックの中を探索する羽目になりかかりました。
Posted by としちゃん at 2005年05月21日 08:14

実物を見ていないので、見当違いかもしれませんけれど、としちゃんの主翼は、ラダー・エレベータでゆっくりと飛ぶときにはまったく問題のない剛性ですが、エルロンにしたことで、エルロンの動きで姿勢を傾けたときに主翼全体が水平飛行しているときと違う形状になってしまうのではないかなと思います。私の機体はバルサなので非常に剛性が高く、スピードを上げたり旋回したりしても、胴体はもちろん主翼もねじれることがありません。このあたりが旋回時の安定に寄与していると思っています。
主翼支柱が1本づつのように見えますが、2本づつにして、飛行中に主翼がねじれにくくして再テストしたらどうでしょう。
Posted by moto at 2005年05月22日 10:42

ご指摘通り、あちこち剛性不足はあると思います。ちなみに主翼はクラークY型ムクスチロールです、取りあえずの補強で荷造りテープを胴体全面に張った時点で、重さは8.5gになったので、バルサ製と大して重量が変わらなくなって来ました。これではスチロールを使う意味があまりないので、軽量をキープしつつ強度を上げる方法を模索中です。トラタヌミニ4号機に採用したカーボン薄板の補強の結果が良いので、ニャノトレイニャー2号機には方法を取り入れてみようと思ってます。
Posted by としちゃん at 2005年05月22日 21:09

以上2005年5月旧超小型ラジコン飛行機研究所 掲載
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by mayoneko | 2006-05-08 10:26 | 機体 | Comments(0)

飛ぶって、楽しいニャー


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