飛んだあ 自分でつくって飛んだよー
2006年 08月 09日
「全部自分で作って、飛んだよ」
とそれは自信に満ちた顔で繰り返しいいます。そのたび
「そうか、よかったなー」と軽く流しても
繰り返し同じ事を言うので
そっかーそんなに嬉しかったのかーと思った次第で。
トーちゃん起きてブログ書いちゃうぞ
何がいったい飛んだのか?
きょう夏休みの自由研究だか工作だかのために子どもが何か作るとのことで、
「何作るの?」
「輪ゴムの鉄砲」
とのことで割り箸はしこたま自分で用意したようなので、親ばかにも今風にネットでゴム銃の作り方などで検索してみると
あることあること、うーんたいへんディープな世界で面白い
その中でもボーイ製作所さんのサイトで、わりばしゴム銃 ドリーム号作例が載っていて、私も形が気に入ったので。手順プリントアウトして。さらに甘いのですが、道具もバラバラと渡し。あとはただ放っておきました。
まー、割り箸を、のこぎりで最後まで切りきらず途中まで切って、折り切ったり、歯でちぎったり。細いドリルの刃を斜めに力をかけて折ったりと、大変な工作風景でしたが。所長の監督の下
一日かけて夜には完成したようです。
「すげっ、飛ぶよ、できたー」
と言うので
「ちょっと貸してみ」と私が撃つと
1メートルほど離して立てた消しゴムが、面白いようにパタパタ倒れます。
「よく当たるなー」
と私が言うと どうだ!とばかりに誇らしげな顔をしていました。
キットではなく、材料からすべて切り出したり、穴を開けたりして、不格好ながらも
ちゃんとゴムが飛んだことが、大変うれしかったようです。
ついでにオリジナルの作り方を間違えたのが幸いしてか、
銃床に予備のゴムを引っかける機能をふやしたことも自慢らしいです。
以前からガンプラなどはよく作っていましたが、いくつ完成しても、
ここまで喜んだことはなかった子だけに。
なにか私の一部が伝わったような気がして。
嬉しくて、この記事を書いている次第です。
工作はいいニャー
やはりプラモなんかのキットを作るのと違い、切ったり貼ったりが楽しいですね。大人になると、この暑さで工作意欲がなくなりますが、やはり工作は子供の特権でしょう。
ところで杉玉鉄砲って?もしかして杉の種みたいな奴をゴムパチンコみたいな構造で飛ばすのですか?知らなかったー(世代の違い?)確かに結構丸いし、面白そうですね。今度近くの神社で拾ってこよう。ゴム銃製作は当然の流れで、連射式が作りたくてウズウズしているようです。このムービー見せたら、俄然やる気がでてきたようです。http://www.firewheel.com.au/fw/index.aspx
のVIEW DEMO VIDEOをポチッとすると見られます。
(ふしまで)挿した残りの竹ひごをAにゆるく入るように削る。ちょうど、刀みたくなったでしょ。あとはひごをAに挿してみて先端より少し短くなるように切るだけです。使い方ですが、まず、杉の種を一発Aに入れて、Cで出口先端付近まで押し込む。次に、ひごを抜いて、入り口に一発入れる。この種をひごで押すと、圧力で先端の種が飛ぶんです。上手く(強力に)発射させるには、種とAの内径がきついほど、いいです。それと、ひごの長さをAの先端からどのくらい短くするかです。長くて種が先端に置かれていると、少しの圧力で飛ぶので強力になりません。そのあたりは経験とカンですね。続く。
是非、お試しあれ。また、紙鉄砲も同じ原理です。ただ、紙は新聞紙を使いますが、水で濡らさないと圧力が逃げてしまいます。他にも色々な種を使っても出来ますよ。ただし硬い種はダメです。昔は、一本のなたで作ったものでした。小学校の授業中に黒板に向かってる先生の頭を狙って撃ったら、校長室に立たされました。
これはロープワーク(ゴムワーク?)の勉強にもってこいで銃床を斜めに固定するのなんかは3年ペイにはまだ難しいのかな、なかなか上手く行きませんがそのうち自分で編み出してくれる事に期待してます
指に巻きつけてゴムを飛ばす指鉄砲を息子に教えたら早速学校でやって先生に怒られたそうで
小学校で危険だから紙飛行機禁止と言う先生が居ると聞いて色々考えてしまってます
僕ら昔作った危険なものと言えば水道管の尻に粘土を詰めて2B弾の火薬をばらしたのを詰めて国鉄の保線区で拾ったでかいベアリングの鉄球を撃つ・・・なんて、、今やったら犯罪者 TVに出ちゃいますなぁ
出来上がるのとうれしい。
幸せな光景に涙腺が緩みます。
自分の作ったものをしっかり見てもらえて、正当に評価してくれるお父さんがいるって本当に素晴らしい。
思えば自分が子供の頃はものすごく沢山の色んなものを作ったはずなんですが、覚えていませんでした。ゴム鉄砲もそうでした。
お陰でゴム鉄砲に関するいろんな記憶がよみがえりました。
ということで、お父さんはこっそり工作して20連発のゴムマシンガンなんかをこしらえて、遥かなる「つくるの地平」をちらりと垣間見せるなんてのも熱い夏の思い出になるかも。
いや、こうゆう親の態度がよくないのか‥
2B弾の思い出は、山とありますが、言えないことだらけ、たしかに現代なら、やばい物だらけですね。でも面白かったなー。点火実験の瞬間なんてかなりドキドキしたし。一体なにに点火してたんだか(笑)
北尾さん
つくるの地平の見せ方というか、子ども達をやる気にさせる、やり方って、むずかしいですね。現代っ子でも、心に火薬はあるわけで、細い導火線がわりになれたらなと思っています。(食品トレー飛行機教室は見事です)隣で盛大に火をたいて寄ってきたところで、引火させる手もありますが、あまりに火が凄すぎると遠巻きにされて寄ってこないし、。ってなんの話をしているんだか。