小型羽ばたきよう 尾翼
2006年 10月 04日
総重量0.70g とこのサイズのカーボン尾翼にしてはかなり重い。使用したカーボンロッドは1ミリ、0.5ミリ。0.3ミリ 各種テストに使用するためマイクロコネクタを装備している。このコネクタ大変便利アクチュエターの極性も簡単に切り替えられるし、機体の分割が容易になる。カーボンロッドもマイクロコネクタもe-slowflyのe-shopで購入
この尾翼0.7gで重いと書いたが、なぜ重いか?

通常このサイズで飛行機の尾翼にするなら、迷わず2ミリ径の2ミリ厚(吸着力0.06kg)のマグネットにするか1.5ミリ径(吸着力0.02kg?)でも楽勝なところだが、羽ばたき機の場合飛行機にくらべかなり大きく舵角が切れないと、思った方向に進路がすばやく変更できない。またホバリングに近い状態でくるっとその場でターンさせるときにアクチュエターのトルクが重要になる。トラタヌ LUNYA BBでは4ミリ径3ミリ厚のマグネット(吸着力0.38kg)を使用して成功している。そこで今回は4ミリ径2ミリ厚(吸着力0.28kg)を使う ここで3ミリ径3ミリ厚(吸着力0.19kg)を使うか、ちょっと迷ったがとにかくここはトルク重視と決め4ミリ径を使用する。重量的には
4×3(0.29g) 4×2(0.19g) 3×3(0.17g) 2×2(0.05g) 1.5×1.2(0.015g)
となるので。ここで0.02g軽くなるよりトルクを取ったことになる。仮にこの尾翼 飛行機に使用するとして2ミリ径で製作した場合総重量は0.56gとなる。カーボンの余分な部分をなくしたり、2ミクロンのフィルムを貼れば0.5g以下になる。すべてをカーボンパイプでお大尽仕様にすればさらに軽くなる。お外で飛ばしたり、猫に襲わせたりしなければバルサ組にしてさらに軽量になると思う。面白いニャー ところで4ミリ径や3ミリ径3ミリ厚磁石はいつもここから買ってるネオマグここで磁石の様々な特性を学ぶことが出来る。ちと送料が高いんだけど メール便で充分なんだけどなー


そうですね、羽ばたき機名人たかはし流は各パーツをユニットにしてあらゆる組み合わせを簡単に現場で実現できるようにしてあり、しかも軽い!のでとても素晴らしいです。通常超小型軽量機開発でのユニット化は重くなって飛ばなくなる要素を含んでいるので、両刃の剣ですが何が正解なのかよく解らない羽ばたき機ではとても有効な手法だと思います。ハニービーは傑作だからのめり込むのもよく解ります。


悪徳moto商会のカーボンロッドの重さは1メートル当たり
1mm 1.3g、 0.7mm 0.7g、 0.5mm 0.3g、 0.3mm 0.07g
新カーボンチューブは1メートル当たり
1mm 0.8g、 0.7mm 0.4g、 と、なっております。
としちゃんの尾部を観察するに、0.7mmか1mmチューブを軸にして、翼は0.3mmロッドでいけるのではないかと推察するしだいでござりまする。
どうぞ再度お買い求めの上、作り直しなどされてはいかがでしょうか・・・・。
って、自分でも作らねば・・・。