マグネットアクチュエーターを自作する際に意外にハマってしまう作業に
マグネットワイヤ(UEW線)の被服ウレタン(エナメル線で言うところのエナメル)の被服をはがす作業があります(画像中金色の部分が被覆ウレタン、銀色の部分が予備半田された部分です、極細線でコイルを巻く場合、巻きはじめと巻き終わりは2重又は4重によって、取り回し「ハンドリング」の際、極細線が切れないようにしておきます)
数年前はコイルを巻く線も百円ショップの時計のコイルやリレーコイルからほどいた0.08㎜径程度だったのでサンドペーパーなどで被服をはいでいましたが、軽量化のために線の太さが0.05㎜になり0.025㎜になると同じ事はできません、そんなとき
2004SSFC飛行会に出かけ
tokoさんから教わった方法が、ウレタン線をただ半田に通して熱で被服を蒸発させ半田メッキしてしまう技でした。このマグネットワイヤに半田メッキするやり方を知らないと、
いくら頑張ってコイルを巻いて抵抗値をテスターで測ろうとしても、導通が無く又失敗かとOTLめげてしまいますし、また半田メッキされていない状態で受信機に半田付けしても半田の囲みだけで線が固定されただけの状態では受信機が完動状態でも、マグネットアクチュエーターはピクリとも動かないか、たまに動いたり動かなかったりの連続で、半田ごてをぐりぐりあててじたばたしているうちに折角完成した受信機も半田ごての熱の当てすぎで、破壊してしまったりします。なのでこのマグネットワイヤへの予備半田または半田メッキは室内飛行機を自作する上で避けて通れない重要な作業です。
今日はマグネットワイヤコイルをまとめて多数巻いたので(
巻き方はこんな方法を採っていますこの中のビデオでは筆の中をワイヤが通るようにして、ニスを塗布していますが、最近はワッシャの間にぽとりとワニスを垂らして、線が巻き太るにつれ自然にワニスが上ににじみ出てくるやり方で楽をしています。)ついでに半田メッキの様子も撮影してみました
予備半田やり方ビデオ。もっとスマートな方法を知っていたら是非コメント下さいニャー 自作アクチュエターにまつわる苦労話コメントもね