久々の超大型機 全翼機ニャルテン 9 V1 ロールアウト 翼幅42㎝ 全備重量3.8g
設計図は
HORTEN 9のプラモデルの平面図から適当に起こす。
全翼機タイプの工作はいつも憧れと妄想が入り交じった形で進む
好みの形の翼をおもろく飛ばして見てみたい(体育館の床で離着陸が可能なように)(きっと全翼機独特の地面すれすれの気持ちのいい滑空の延びで綺麗な着陸をするに違いない、たぶん)と言う一心で、工作を始めるのだが、ただのデルタ翼タイプと違い、ホルテンシリーズの細長く後退角がついたタイプを室内向けの小型で再現しようとすると、いろいろな問題が生じる、機体の製作は簡単だが問題は重心位置割り出しと実際にモーターや電池などを配置したときの重心位置の確保が難しい、実際ただ単に滑空させるだけでも、滑空用テスト機で1g台の翼面荷重が0.3g/d㎡程度の軽量な状態であれば理想的な安定した滑空を調整で得るのはたやすいが想定した機体のみ重量の約3倍の総重量3.6gに設定すると、全翼機タイプの機体の通例に漏れず重心位置の幅はピンポイントとなり翼の捻り具合もある狭い範囲に絞られてくる。この調整がいつまでも煮詰まらないとぐったりするのだが旨くいった時の滑空の姿の素晴らしさはつらさも何も吹き飛んでただ単に嬉しくて、全翼機独特の空力の黄金比の眩しさを放ちながら滑空する機体に目を奪われる、こんな嬉しいことはそうそうはない。明日の飛行会でもこの嬉しくなるような滑空を見せて、安定した動力飛行をしてくれると更に嬉しい、明日が楽しみだニャー。