匠な技 インドアプレーン
2007年 04月 27日
「簡単簡単、ちょいちょいって」
謙遜されいて、はたからみるともの凄い技なのですが
「ラジコンに比べたら楽なモンですよー」
「それにしても、この技は凄すぎです ウニャーッ」
工作は聞いたことを自分で実践してみないとまず何ひとつも解らないとは解っちゃーいるんですが・・・見事な工作をみると 解っちゃいるけど聞いちゃうよん♪ あっソレっ でこれはっ!
「これはー作るのも時間も凄く大変じゃないですか?」
「楽なモンですよー」
「ウニャーッ!」
と唸りつつ自分がやるとなると2の足を踏んでしまいます。さらにブログを書いている途中で画像をよく見て発見!ウィングポストの立ち上がりが、見事にRを描いています、こういった構成角度が急変する箇所にRをつけるのは構造強化にとって大変重要で、実際昆虫の羽の肢脈なども顕微鏡で拡大すると見事に交差部分がRで構成されています。これもたぶん強化しつつも重量増にならないような技が炸裂しているのでしょう。私自身以前軽量化のために巻き胴製作にチャレンジしていた時期がありましたが時間をかけて散々苦労して2本ほど出来上がってもなんかヨレヨレで途中で材料選択に発泡スチロールに行ってしまい挫折したままでした。そんな会話を飛行会場でしていると今度の飛行会でgeorgeさんがバルサ巻き胴製作を目の前で講習してくれるとのこと、滅多にないチャンス!ビデオにたっぷり収めて素晴らしい技を後生に残すためにも是非とも工法を公開したい所です。なんといっても模型飛行機の材料としてバルサ材は軽量化のためなら現代でも最良の選択ですから
それにしても、RC界で今ではバルサから自作される方はほとんどいないでしょうねー。で、模型屋にもろくなバルサがない!我が家のバルサもあまり使われなくなったし。あの感触が好きなんだけど。
来月あたりにバルサで新開発予定…NCマシンも導入したいにゃー(無理)