最近SSFC飛行会で伏見さんや小松原さんが特殊な用途(例えば、水平尾翼を丸ごと動かすとか、、無尾翼機のエレボンをサーボを使わず実現させたいなど)コンパクトかつ軽量で強力なトルクが得るための方法として
古典的だが非常に有効なアクチュエター構造(オモチャのラジコンカーのステアリングに採用されているのと同じ構造あるいはアナログ式の指針型テスターの構造にも似ているもの)を採用して思い通りに舵を効かしている。だが軽くて小さいそしてトルクも強力といった仕様を満たす製品は全く無い。無いものは作るしかないのだが、ただ人のをみて嗚呼凄くナイスなアクチュエーターだなあと思っても、自分がいざ作るとなると2の足を踏んでいた(なんだかんだでめんどくさがりな所員)。でも私もどうしても採用して試したい場所が出てきて好奇心もムクムク沸いてきたので見よう見まねで作って見た、とりあえず今日は四角いコイルを巻いてみた。ちらっと見えてるカーボンパイプは内径1㎜でマグネットの軸受けとコイル本体の保持に使う、貫通させてある1㎜のドリルは、長さ5ミリ程度に切った2個あるカーボンパイプの芯だしのため。マグネットには
6㎜モーターから取り出した強力マグネットを使う。カーボンパイプを挟んでの四角コイルの手巻き作業時間はただのコイル手巻きより遙かに掛かったが想像していたよりは遙かに簡単だった。やはり机上で悩むより手を動かした方が解決が102倍速いし悩むよりラクダ!ってのはいつも解っているのだが
強い好奇心がないとなかなか手が動かないのも事実だニャー。