超小型DFを求めて 2 

超小型DFの話題になると、必ず出てくるのがこのパーツ、千石電商などで売られている、シコー技研のノートPC小型ファン SICOH 2IDC と2JJCだ以前
超小型DFを求めて 2 _d0067943_111661.jpg
DENYさんのジャンク日誌などでもすでに2年ほど前に取り上げている、わたしも早速当時調達し回してみたが、あまりの微風ぶりに速攻でそのまま部品ケースの肥やしになっていた。で今回また日の目を浴びたわけだが。手持ちのものはモーター抵抗が13Ωのものと25Ωのものだった、ノーマル状態で推力を測ると、13Ωタイプで3.5V 200mA 0.8g フムン ではとMK06-4.5に18㎜径のペラだけ外して計測してみると、3.5V210mA 推力1.6g 同タイプのモーターにAG スカイワンのペラをつけた状態はkobaraさんの計測で3.0gは出るようだからわずかにプロペラ径(スカイワンは20.5㎜)が大きいとはいえ、2枚ペラの方が飛行向けにはお得なのか知らん?
超小型DFを求めて 2 _d0067943_1131720.jpg

インペラをよく見てみると、結構凝ったプロペラ断面をしている、ちなみにyasさんのアルミ板による手作りインペラも良い結果を出している。 ここでひとつ研究所なりに求めているDFを試算してみた。この場合将来的にはバリバリのジェット機に積む状態で計算したいが、たぶん今のところそれは難しそう。ということでグライダー型に近い滑空比の良い機体に積むのならば、重量対推力比も40%もあれば行けるのではないかとトラタヌする。それでもDFの場合電流値は最低でも200mAは超えるはずなので、30mAリポを使用する前提でざっと計算すると、いままで作って来た経験からおよそ30リポ仕様の機体総重量は最低でも総重量3g以上には必ずなる。一番軽量の場合でパワーユニットの部分はおよそ0.8g以内 機体重量は1g以内となる。滑空比が良い機体は当然翼も大きいとすると、機体重量は2gは見ておきたい。そうするとパワーユニットを抜いた部分の重さは3.2gとなる。これにDFのユニット重量を加えた総重量の40パーセントが目標推力値となる。仮にMK06-4.5モータを使用した場合、予想されるDFユニット重量はよほど軽くしたとして2g大抵重くはなるので2.5gとしておく。となると(3.2+2.5)*0.4=2.28 
必要推力2.28g!なんだ手元にあるものの組み合わせでも飛びそうじゃん 
あくまでトラタヌだけど 余裕を見るのなら野末さんのはじき出した必要推力4g(この場合総重量が5.7gなら推力比70%)あればたしかに心強いなー。 あとは手を動かすだけかニャ?
そーいえばピーナッツスケールのミグでゴム動力ダクトファンを成功させていた名人がいたけど頁が見つからない。どこだろう?
超小型DFを求めて 2 _d0067943_13322319.jpg
こんなのが室内で自在に飛ぶのも時間の問題かニャ?ちなみに画像の飛行機はイギリスのLYONAEEC社の製品。このF-18の板組構成は良くできていてとても参考になる。ホームページも面白いので見てみてね
Commented by 八歳 at 2007-06-01 12:21 x
その重量ならメーヴェなんとかなりそうな気がしますね。
こちらも昨日スチロールでダクト部分を切り出してみました。
でもyasさんのはオレンジモーターだったような…
Commented by 八歳 at 2007-06-01 12:30 x
間違い
mk06でしたね(..;)
私もゴム動力のをどこかで見ましたが、どこだったかなぁ
Commented by moto at 2007-06-01 12:32 x
はいっ、庄内ピーナッツのミグ
http://www.geocities.com/CapeCanaveral/Hangar/7165/gallery.html
Commented by mayoneko at 2007-06-01 12:37
そうそうメーベタイプならということで、流石野末さん目の付け所が良いなーと感心していました。CIA motoさん 見事ですね情報ありがとうございます。凝りに凝ってますね2連ファンだし。凄いなー
Commented by 野末 at 2007-06-01 14:47 x
4gはとしちゃんみたいな計算で算出した結果ではないです。ただ、超軽量は僕には無理なので、10g位で出来そうな感じがしただけで、おまけにダクトなら飛んでしまえば、静止推力は40%もあればいいかな?と。
インペラ形状とステータ形状が難しいですね。PCのファンはあまり期待できそうもないですね。やっぱりバルサで作るのが一番よさそう。
Commented by DENY at 2007-06-01 15:49 x
おぉっと、似たような実験してました。スカイワンのダクトに例のファンのバリエーションを入れクリアランスを出来るだけつめてちょっと反則の強めのモーターで高回転させるとなかなかな推力なんですけどね
飛行機としてのバランスまでは行ってません
Commented by としちゃん at 2007-06-01 19:45 x
野末さん、DENYさん、なんとか次の飛行会までに無理矢理なんか乗っけて遊んでみたいところです。クリアランスと高回転は重要なキーポイントのようですね、さてなんかは何にしようかニャー 
Commented by kitutuki at 2007-06-01 23:28 x
皆さん、としちゃん お邪魔します。
テスト機は、以前に開発されていたYF-23の小型版などは如何でしょうか?
http://trhk.exblog.jp/3813420
Commented by としちゃん at 2007-06-02 11:01 x
kitutukiさんこんにちは、そうですね理想はなんとかYF-23みたいなジェットタイプの機体に仕込んでみたいですが未だマイクロDFの製作技量が伴わず、とりあえず低推力でも行けそうなグライダー型の動力として載せてみようかと思っています。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by mayoneko | 2007-06-01 11:31 | 動力関連 | Comments(9)

飛ぶって、楽しいニャー


by mayoneko
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31