羽ばたきの支脈
2008年 12月 13日
支脈の走りかたをみてもらうと線が交差する場所で直行する部分はほとんど無くて必ず曲線で構成されている、一見交差しているように見える部分も良く見ると曲線の集合で出来ている。(スケッチが下手なんでもろ線を打ち込んでいる場所もあるが) パッと見線のつながりの構成が極端に変化する部分でも必ず曲線 つまり構造に無理がかかりにくい様に自然にできている 。この支脈は羽を丈夫にするだけでなく最低の重量増で最大の羽ばたき効率が上がるように出来ているんではないかと思う。
かくいう私もアゲハチョウの支脈配置を超簡略化して配置してみたりもしている。効率的には10%アップしたが、この配置ただの感で配置した物なので とてもベストな配置とは思えない。この骨の配置も素材や羽ばたきのサイクル 機体のサイズ 飛行速度 姿勢 重量によって すべて変化するはずで 単純に一つのパラメーターで固めおいて羽の骨の配置のみでベストな解を引き出す公式を得ようとするだけで
十分 論文になりそうなくらい組み合わせが考えられる。
ここはひとつ 誰かやってみニャイ?
(たかはしさん画像借りちゃいました)
昆虫の羽の支脈は、何となく魅力的でしたが、良く見るととてもよく出来ているんですね。このまま作りたいくらいだけれど、身近な材料で作ったら重くなっちゃうかな?
実現可能な工法で、再現するのも楽しそう。製作中(最後の写真)の翼幅は10cmくらいでしょうか。
支脈は印刷技術やエッチングを旨く利用して細かいこともできるかもしれせんがやってみるしかないですね、現在のバテン方法の追い込みも十分やれば 新しい製作方法が使えるようになったとき配置の感がかなり養えると思えます。画像の羽ばたき機は2年前に製作した今となっては超大型の(笑)翼幅18センチくらいの機体です。当時最小は小松原さんが14センチか12センチまで追い込んで独特な操舵方法でうまく飛んでいました。
いつも酔っぱらって話している時の繰り返ししなりますが、解はほんと無限にあるというか 飛ぶ虫に限っても 虫の種類だけ有るわけでもの凄い数になりますよねー。 いろんな羽ばたき機アィデイアをどんどん試していって、何となくいつもこの機体を飛ばしているなー みたいになったら それもひとつの解答で たかはしさんのように、その解答がワンパターンでなく多彩な形態を持っているのは素晴らしい事です。