イタリア ミラノ ダビンチ記念博物館1

前々回の渡欧の際訪ねたレオナルドダビンチ記念科学博物館ですが、その時は余り時間が無くじっくり隅から隅まで廻ることが出来ませんでした、そこで今回ミラノにきたついでにゆるりと見学してきました、ほんとは一つ一つ解説付きで紹介したいくらいなのですが、しんどいんで軽く抜粋して紹介します。なにせ館内が暗いためほとんどシャッター速度は1/2近くなのでブレブレなのは勘弁してちょ(いつもだけど)
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この館の2階にはダビンチの代表的な発明品が模型化されてずらっーと並んでいます、
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じっくり見ると15世紀ですでに熱交換システムなどの化学変化を利用した機器から
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様々な土木作業機器、
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兵器、解剖学、
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後世まで伝えられる芸術どれも世界一クラスの発明に唸らされます、いったいこのオッサン(レオナルドのこと)の守備範囲はどのくらい広いんだ、よくここまで次々考えて 模型化したり図面引いたり 調べたり さらに何点も名画を描いたりと超天才の時間の使い方の謎を想像してクラクラしました。(一説では 締め切り破りの常習犯で請け負った仕事ほっぽり出して逃げてしまったこともあったようですが)きっと興味の対象が次から次へと湧いてきて、夢中になって消化してしまうと、仕事としては飽きてやりたくなかったのではないかと勝手に想像しました。(笑)
さてココで問題下の写真はいったい何だと思います。ヒント 当時イタリアは小国に別れていて覇権を争っていました。
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画像をクリックすると大きな画像で細部が確認できます
正解者にはスーパーひとしくんを一つ 貰えません。
Commented by 野末 at 2009-02-18 11:05 x
これは、僕の目には水門にしか見えないけどなー。(凡人なので)
あれ?移動式の橋?
いずれにしても、ここで、通路を絶つのが目的のように思えますけどね。(やはり凡人)
天才の考えてることはわかりません。
Commented by Ichi at 2009-02-18 11:32 x
 新しい構想の機器というだけでも凄いが、部品の造形など、細かい部分の工夫も興味深いですね。
 最後の橋は、「可動式」まで分かるのは野末さんと同じですが……。稼動方式に何か工夫があるのか、左の橋と同じサイズの岸の凹みも気になるし……うむむ。
Commented by としちゃん at 2009-02-18 11:32 x
野末さん大正解です。小船を束ねてその上に橋を造った、可動式の橋です。橋を架けるときには横にある巻き取り機で巻き上げたみたいです、たぶん画面奥が川上のはずです。これ以外に船を使わない移動式の橋で数種類模型がありました、都市防衛に重要な発明だったんでしょうね。ちなみに中段の細長い先がとがった船は沈むギリギリまで深く沈めておいて、艦影を小さくし敵の目をくらまし、細い船体でスピードを出して体当たりして穴空けて沈める為の兵器のようです。ちょと画像では解りにくいんですが船の前半分に蓋があって、今は左右に開いている状態なんですが、ギリギリ沈めて水を切って進むときに水が舳先から進入しないような工夫とや目隠しの意味があるようです。
Commented by としちゃん at 2009-02-18 11:41 x
Ichiさん かぶりました、このへこみは普段は引き込んだ状態で置いておくために、増水などで流されにくいような工夫ではないかと睨んでいます。じっさい展示物のキャプション頑張って読んでも半分も原理が理解できない物だらけなので、日本で詳しい解説付きでしかも稼動するダビンチの機械展とかやったら是非見に行きたいですね。
Commented by としちゃん at 2009-02-18 11:44 x
そうそう これらの機械の一部は博物館内にある子供向け体験ラボで実物大を動かして遊んで仕組みが学べるようになっていました。当日はたくさんの小学生とか来ていて楽しく体験していて羨ましかったです。おじさんもやりたかった
Commented by Ichi at 2009-02-18 12:08 x
 外す時は川の流れで素早く動くのがポイントかな?。百聞は一見にしかず、とは言うものの、博物館では説明がないと分からないものもありますよね。
 小さい頃の僕は、体験型の設備は恥ずかしくて触れませんでした(無邪気に遊ぶ子供と見られるのが嫌だった)。その反動で、最近はそういうのを見ると弄りたいのですが、別の意味でちょっと恥ずかしく感じちゃいます(おじさんもやりたい!笑)。

 船の切っ先で敵船を破壊するのは、物語の中でしか知りませんでしたが、実際にあったのですね。船影を小さくするのは、目視でもレーダでも有効な手段かな?。今も昔も基本は一緒(?)とか感じます。
Commented by kobara at 2009-02-18 21:10 x
レオナルドの昔はジャンルの区分けなんてはっきり決まってなかったから
興味のあるもの何でも首を突っ込んでいたんではないでしょうかね私も 飽きっぽさだけ、似ているような..?
としちゃんも??
Commented by としちゃん at 2009-02-19 12:07 x
今ならネットで興味が出た物片っ端から調べ上げると、ある程度までは情報収集や真似までは簡単ですが、15世紀に今まで人が興味を持たなかったものや、考えたことも無かった物をあれだけたくさん生み出す発明能力は天才と言う言葉に尽きるんでしょう。kobaraさんの言うように確かに飽きっぽさだけは私でも真似できますねー。
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by mayoneko | 2009-02-18 09:34 | よもやま | Comments(8)

飛ぶって、楽しいニャー


by mayoneko
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